Excel:小数点以下の桁を丸める-仕組み
Excelでは、数値を小数点以下の桁数に丸めることができます。 Excelでの丸めの仕組みを示します。
Excelでの丸め:書式設定による
切り上げるか切り捨てるかを指定せずに、特定の小数点以下の桁数に数値を丸める場合は、書式設定を使用できます。
- 1つ以上のセルを選択して右クリックします。
- メニューで[セルの書式設定]を選択します。
- [番号]タブで、リストから[番号]を選択します。
- 小数点以下の桁数を設定し、「OK」をクリックします。
Excelでの丸め:数式
切り上げるか切り捨てるかを自分で決めたい場合は、次の式を使用します。
- 切り上げ:関数「= ROUND UP(number; number_digits)」を使用すると、数値を小数点以下の桁数に切り上げることができます。 たとえば、「= ROUND UP(1, 47232; 2)」と入力すると、Excelは1, 48を返します。
- 切り捨て:「= ROUND DOWN(number; number_digits)」機能を使用すると、数値を小数点以下の桁数に切り捨てることができます。 たとえば、「= ROUNDDOWN(2, 87923; 2)」と入力すると、Excelは2.87を返します。
- 数値の代わりに、計算またはセル参照を指定することもできます。 たとえば、「= ROUND DOWN(A2 / A3; 2)」は、セルA2とA3の数値から商を返し、小数点以下2桁に切り捨てます。
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